size -  art : 257×364mm / original flame : 398×500mm
media - watercolor on paper
year - 2025
 
＊This piece is a made-to-order art.
＊ こちらの作品はごオーダー作品です
 
・作品のご説明
美しいサンルームを備えた、この豪華な黄色い豆の家は、働き蜂の住まいです。でも、彼女は決して女王蜂ではありません。かつては、女王蜂のために、巣のために、一生懸命働いていました。けれども、あまりに働きすぎて、心も体も疲れ果ててしまったのです。
 
そんなある日、彼女はふと思いました。「もっと自分のことを大切にしたい」と。そして、自分だけの居場所を探す旅に出ました。旅に出て数日後、彼女は一粒の大きな黄色い豆を見つけます。その瞬間、「ここを私の家にしよう」と決めました。
 
彼女は、豆の中に自分専用のサンルームを作り、エレベーターを設置し、自分だけのために選んだ花で家を飾りました。（ちなみにこの豆の家は、眠っている間、ユリの椅子のように心地よく揺れる仕組みになっています。）
 
ある日、ティーとカメレオンがこの愛らしい黄色い豆の家に遊びに来ました。（ティーとカメレオンは、2019年にスペインで出版された私の初めての絵本に登場する、カメレオンの姉妹です。）
 
彼らもまた、新しい家を探していたのです。
ティーが尋ねました。
「この家、住み心地はどう？」
「とても幸せよ！」と働き蜂は答え、家の中を案内しました。
 
そしてティーとカメレオンに、ハニートーストをごちそうしました。